PCサイトにおけるスマートフォン利用動向を中期で俯瞰する インタラクティブマーケティング統計データ 2011年12月度|株式会社ユニメディア

2011年12月度 インタラクティブマーケティング統計データ

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PCサイトにおけるスマートフォン利用動向を中期で俯瞰する

2012年最初のインタラクティブマーケティング統計レポートは、先月発表した11月度レポートのテーマをさらに展開し、10月-12月の3ヶ月間を比較し、純然たるPCサイトにアクセスしたスマートフォンユーザの動向を探っていきます。

各キャリアが提示する次世代高速通信サービスの純増に伴い、この春には対応端末が多く発表され携帯端末ユーザのシフトが引き続き進むことが考えられます。では、サイトアクセス傾向もその兆候が見られるのでしょうか。

※12月度月次全体データはこちらをご覧ください。

PCサイトアクセスに占めるスマートフォン比率は徐々に増加



10月度および12月度月次SPデータもご参照ください。

10月から12月の3ヶ月間という比較的短期での比較ではありますが、流入に関しては10月の10.94%から12月は13.26%となっています。
またCV比率も10月は2.95%、12月は3.88%となっており、プロモーションの実施等によりムラが出ることもあるとはいえ、PCサイトにおいてスマートフォンユーザの占める割合が徐々に増えつつあることを示しています。

しかしその一方、ユーザのアクティビティを示すセッション辺りPVやCVRに関してはほとんど変化がありません。
サンプリング対象のCLサイトではスマートフォン向けサイト構築等最適化施策についてこの3ヶ月間ではほとんど行なわれておらず、この結果についてはむしろ順当なものと言えるでしょう。

ここで考えなければいけないのは、スマートフォンアクセスがそのCVRに変化のないまま流入数が増えていることです。
これはつまり、そのままの傾向であれば全アクセスにおけるCVRが徐々に下がっていくことを意味しており、現在は13%前後のアクセスと低めの割合でもこれが増加すれば無視できない存在となりえます。

上記事態を予防・改善しサイトの収益を上げるためには、PCサイトへの施策を強化しユーザリピート・ロイヤリティを高めるのも一つの手ではあります。
しかしそれ以上に、増加しつつあるスマートフォンユーザに対し、サイト最適化等でユーザビリティを向上させるのはより効果的と考えられます。

これまでのフィーチャーフォンと異なり、PCユーザ/スマートフォンユーザに対しアクセス時点で厳密な切り分けを行うことは、デバイスの性質上得策とは思われません。
むしろその特性を生かし、いずれのデバイスでもユーザがコミュニケートできるチャネルを準備しておくのが、今後の企業サイト対応として視野に入れるべきポイントではないでしょうか。